ワイルドな野湯に入りたい・・!!
という事で、秋田県湯沢市にある「川原毛大湯滝」という超ワイルドな滝が温泉になっている野湯に浸かってきました♨
ここは、「源泉かけ流し」ならぬ「源泉滝流し」。滝がダイレクトに温泉!
そう、川がまるごと温泉なのです。
温度も超適温だし、しっかり脱衣所も完備してるし、無料だし。
一度入ると温泉人生変わるかもしれない。そんだけ入ってよかった~と思えるワイルドな温泉でした。
アクセス方法や入り方(服装)などなど参考になれば嬉しいです(*´ェ`*)
※行く前に体温チェックして、万全の体制で行きました。
このページの目次
仙台から秋田県湯沢市までは、鳴子温泉経由でどうぞ
仙台から「川原毛大湯滝」のある秋田県湯沢市までは車で約3時間
長距離になりますねぇ
仙台からは、古川から鳴子温泉に行くルートがおすすめ。
長旅なので、大崎にある「あ・ら・伊達な道の駅」によったり、鳴子温泉で日帰り温泉いただいたりしてちょいちょい休憩することができます。
個人的には、若干入るの戸惑うけど一回入ると美味い「BR」っていうお店でカレーやパスタ・ピザを味わうのもおすすめだったりします。
秋田に入ると、坂がうねうねして大腸・小腸みたいな道をひたすら走ります。(助手席で若干酔った)
川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)に向かうには、若干登山チックに降らなければいけないのです。
51号線から入っていく、わりかし近い「川原毛大湯滝 駐車場」に駐車できれば良いのだけど・・
この日は、通行止め\(^o^)/
景色の良い「川原毛地獄駐車場」からアタックしました。
(51号線からのルートは2020年4月~11月末まで通行止め予定)
駐車場はあまり広くないので、注意。(10台は停められるかな?)
トイレも完備しているので、必ずトイレに行ってから向かいましょう。
川原毛大湯滝におすすめな持ち物と服装
まず箇条書きすると、最低限はこちら
- 歩きやすい服・靴(スニーカー)
- 水着+羽織るもの(ラッシュガード的なパーカー)
- 飲み物(買えるところがないので)
- 滑りにくいサンダル(大湯滝で使う)
あとはリュックあると帰りが楽かも。
ラフな格好で行こうとすると結構大変です。
わりと険しい(坂道がキツイ)ので、途中で断念するカップルを何組か見ました。(大体サンダル)
大湯滝に脱衣所があるので、着替えの心配はないです。
(中に着て行った方いいのかなと思ってたら大丈夫だった)
滝を目指して・・長い道のりでした
まるで蔵王のお釜みたいな空洞!エメラルドっぽい水の色がとっても綺麗です。
そう、実は以前にもここに来たんだけど悪天候で断念したのです。
そして、今日は快晴\(^o^)/行けるぜ
こちらは川原毛地獄(かわらげじごく)という場所で、湯気がプシューと出ていたり、硫黄の香りがぷんぷんします。
少し上の方にある「剣地獄」は立ち入り禁止でした。
私達の目的地「川原毛大湯滝」へは、左を下って行きます。
あたり一面、白い(゚д゚)!
これは灰白色の溶岩だそうです。草木も全然なくて、すごいなぁ~。
こんな感じで比較的歩きやすい道になってるけど、ゴツゴツしてるから歩きやすい靴がいいかも。
このまま白い世界をテクテク下ると・・
だんだん緑が増え・・水が流れるゾーンなんかもありつつ・・
まるで砂漠のオアシスの如く急に違う雰囲気のエリアに到着します。
とりあえず上の駐車場から大湯滝入り口まで、徒歩20分くらいで到着。
近くに川が流れて、温泉っぽい雰囲気♨
ここが、川原毛大湯滝から一番近い駐車場がある場所でした。
ちゃんとトイレも完備。
大湯滝入り口には「現在、大湯滝は水の量が多く、温度が低いため入浴には適していません」の文字。
急に登山ぽくなる大湯滝までの道のり
ここから先は登山のような道が続きます。
温泉が流れる川キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
注意書きにも「この付近熱湯につきご注意ください」の文字。
一体どれくらい熱いのかわからないけど、橋を渡る時にめっちゃ湯気だけでも温かかった(*´ェ`*)
逸る気持ちを抑えつつ、どんどん下っていきます。
下り言えど、なかなかきつめな道。
などと若干心配になってきました。
一番近い駐車場から約15分ほど下っていくと、滝らしきものがチラチラ見えてきました。
超ワイルドな野天湯「川原毛大湯滝」
おおおおおお!!!!!!!!!
見た目、マジ滝。(そりゃね)
とりあえず、靴を脱いで足だけ入水っと・・・
ほんとこれ、湯気わかりづらいんだけどめっちゃ適温の温泉なのですよ。
もー、この適温具合どこに湯守いるんだってぐらい超適温。適温も適温なのです。
ほんとに、入るのにちょうど良さそうなポイント。
しかし、他の方も居て若干恥ずかしい状況・・
すると一人のおじさんが脱衣所に向かい慣れた様子で滝の方に向かっていきました。
適温の湯に足だけチャプチャプしていたものの、我慢できなくなった私はついに・・・
恥ずかしがるメガネをヨソに、脱衣所にむかったのであった。
脱衣所はとっても綺麗で、すのこも換えたばっかぽい感じ。
男女きちんと分かれていて、安心して着替えられます。(とくに棚とかカゴはありません)
そして、滝が目の前にあるほんとに丁度いい場所まで進む。
ラッシュガード着てれば恥ずかしいってこともなかった。
知らないご家族連れのお父さんもなんだか羨ましそうでした。
ということで入りまーす!
みよ!この迫力。滝の風圧がすごいのですよ。近くにいると。
足だけ使った時点でもかなり気持ちよかったんだけど、ちゃんと入るとさらに良さがわかる。
そして、深さも丁度良くて座って肩まで浸かるくらいになっている。
座ってたところから中央まで進むと・・
この迫力と気持ち良さにテンションブチ上がりなねずほり。
と先陣おじさんも乗っかってくる。
たしかにこれは、ここまで来たら入らなきゃ損なやつだわ。
そう、私は川の温泉に入るのが夢でした。こんなワイルドな温泉に、しかも超適温で入れるなんてめったにないです。(野湯と言えば、わりと行きづらいのが多い中)
そう言ってメガネも脱衣所に向かうのでした。
(しばらくしてメガネ着。そして入浴)
どうやらメガネも大変お気に召した様子。
こんな自然の場所なのに、ちょうどよく浴槽みたいになっていて露天風呂まんまって感じ。
↑大迫力でバンザイしてみた。でけぇ。
温泉は硫黄の香りがしてしょっぱい。長く使っていると肌がピリピリするタイプなので、長湯はできません。
滝からちょい離れたとこもしっかり温かかった♨
すっかりはしゃぎまくって、ここで体力をだいぶつかうねずほりでした。
やばい、テンションぶち上げすぎた・・・
15分ほど堪能し、着替えてまた居た場所に戻ります。
帰る分の体力は残しておきましょう。
散々下って来たので、帰りはずっと上り道。辛かったです。
しかも飲み物を行きで飲み干して軽く脱水気味。先程はしゃぎまくったせいで、体力もほとんどなく。。
自販機コーナーも湧き水もないので、喉乾いてちょっと危なかった。
などと考えながら、帰りは途中途中休憩を入れまくりながらなんとか帰ってきました。
ちょいちょい休めるベンチがあるのが有り難かった。
なんとか戻ってきました。時間にして45分・・!(途中休憩したので)
いやぁしんどかった・・!
なので、川原毛大湯滝の際には水着と飲み物!この2つはお忘れなく!
帰りは大変だったけど、ワイルドな温泉を堪能できて良い思い出になりました。楽しかったなぁ。
野湯といえば、去年函館にある「水曜どうでしょう」の闘痔の旅でも訪れた「水無海浜温泉」も行ったの思い出したのでそのうちレポートを書く予定です♨
↑函館の水無海浜温泉(2019年撮影)
ちなみにねずほりが野天湯に興味を持ったのは、BSでやっていた山田べにこさんの野天湯へGo!という番組がきっかけです。面白い番組だったんだけど、復活しないかなぁ。
動画で見る川原毛大湯滝
写真では迫力が伝わらないので、動画で撮ってみました。
滝の様子だけみたいわ!という方は、1:40くらいから見てください
→1:40くらいから再生します。
以上、ねずホリ(@nezumi3_update)でした~。
この施設の詳細情報
※2020年6月現在の情報です。
※地図の間違いや情報が変更になる場合があります。必ずお店にご確認下さい
【湯沢市】
<野湯(日帰り温泉)> 川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき)
施設名 | 川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき) |
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種類 | 野湯(日帰り温泉) |
住所 | 秋田県湯沢市高松大檜内山 |
参考URL | 湯沢市ホームページ |
詳細情報 | ※2020年6月現在の情報です。 川原毛地獄駐車場(遠い方) 駐車台数約20台 川原毛大湯滝駐車場(近い方) 駐車台数約50台 |
近くの施設 | 泥湯温泉 |
支払い方法 | 無料です |
営業時間 | 24時間(照明などもないので、明るいうちに) |
定休日 | 7月上旬から9月中旬くらいまで入れる 11月上旬~5月上旬は通行止め |
情報確認日 | 2020年6月現在 ※地図の間違いや情報が変更になる場合があります。必ずお店にご確認下さい |